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茶房菊泉について
函館市末広町に本店を構えていた1882年(明治15年)創業の酒問屋の別邸。末広町の電停近くに酒問屋を構えていて、その酒問屋の主と家族が住んでいた住居がこちらです。
1944年(昭和19年)に酒問屋を廃業した後も、1990年(平成2年)までは住居として利用されておりましたが、函館市の伝統的建造物に指定されたことをきっかけにリノベーションを行い、茶房として活用されることになり、多くの方に楽しまれる空間になりました。
内装の特徴は、和洋折衷の大正ロマンの風情があるところです。入って右手は和風の空間・入って左手は洋風の空間となっております。和室には囲炉裏があり、風情あるくつろぎの空間となっております。
正面の庭には茶房菊泉の外観と調和する、特徴的な黒松が植えられています。
玄関に向かうアプローチには四角形の大きな石を植えて
石畳風にしております。こちらの石は約50年前に函館の市電の敷石を譲り受けたもので、函館らしさがこちらにもございます。
内観だけではなく、ぜひ周りの風景も一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。
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